立春をまえに
- watanabetateguten
- 2021年2月1日
- 読了時間: 2分
"親自身の生活態度の徹底的な見直しというところから探っていく必要がある”
と、シュタイナー教育や子供の発育云々以前に、親であるあなた自身を改めなさいと書いてある本書「今日からできる7歳までのシュタイナー教育 加納美智子著」を今この時期に読めて良かった。
加納さんは、
”7歳までの子どもにかかわる親は、自分の時間がほとんどなくなります。”
それでも、
”まずはたった7年、でも大切な7年だからこそ、子育てに一所懸命になってほしい”
と書いています。
なぜなら、
”子供は、大きくなったら親から離れていきます。
そのとき、自分が本当にやりたいことに戻れるように、冷静に自分の状況を見つめて、
細々でも仕事との縁をつなぐ努力をしていけばいい”
からと。
言われなくともわかっている、つもりになっていることだけれど、
絶え間ない子供からの要求によって息付く暇もない24時間を365日過ごしていると、やはり疲れたーとなることもある。
それでも、親であるあなた自身を律しなさい。それなくして自由への教育はありえない。と書いてあるのが清々しい。
シュタイナー教育的子育てハウツー本とは一味違う本でした。
加納さんは、岐阜でシュタイナー教育を実践する幼稚園を営む園長さんです。
大寒も今日で終わり、明日から立春
残り少ない、否、2度と無いいまの子供達といまの自分との関係性を大切にしたい
春を迎える前に思いをあらたにできて良かったです。
(秀夫
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