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life

NPOいきはぐ 征矢里沙さんを迎えて

とき:2014.11.29(土)

ところ:渡部建具店

第一部 13:00 - 15:00

講演「生きる力を育む教育とは」

(講演後に参加者同士で話し合う時間を設けます)

参加費 1,500円

第二部 15:10 - 16:10

いきはぐワークショップ体験版「他者と価値観を共有するために」

参加費 800円

征矢さんからのメッセージ

「この講演では、子どもたちの『生きる力』をはぐくむ教育についてお話します。

現代は、社会の変化のスピードがとても速くなっており、人々の価値観も多様化しています。

この時代に本当に必要なのものは、与えられる知識や技術だけではなく、

自分でよりよい生き方を選び、自分たちでよりよい社会を描き、

自分で必要なことを考えて行動できる力ではないでしょうか。

NPO法人いきはぐでは、こうした『生きる力』をはぐくむ教育の場を全国で取材しています。

シュタイナー、モンテッソーリ、森のようちえん、サドベリースクールなど、

日本でも実践されている素敵な教育がたくさんあります。

でも、聞いたことはあっても、詳しく知らないという方も多いようです。

今回は、『生きる力』をはぐくむ様々な教育の、特徴や違いを初めて知る方にも分かりやすく説明します。

また、「あなたにもできる、たった3つのこと」もお伝えします。

お話を聞いて下さった方に、「こんな教育あったんだ!」とわくわくしていただければと思います。」

NPOいきはぐ 代表 征矢里沙さんのブログ http://ikihug.com/seiya/

日本の教育に不満を言うのならば、 北欧の教育に憧れを抱くのならば、 自分の住む地域につくればいいと思いました。 不格好でいい。 自分の子どもが、子どもらしくすごせる場所をつくる。 教育とはなにか、学ぶとはなにか。 日本各地で実践されている世界中の教育の知恵を調査し、情報提供されている征矢さんのお話しを聞いて、まずは大人である私たちが早期教育や英才教育とは全く異質である、生きる力を育む教育について学びたいです。

第一回を終えて

生きる力を育む教育とは、子どもが主体であること、子どもを一人の人間として尊重することであると再確認しました。

そして、そのかかわり方は3つに大別(完全子ども主体、恊働、提供)でき、それを代表的な5種であるシュタイナー、モンテッソーリ、サドベリー(デモクラティック)、森のようちえん(自主保育)、プロジェクト系、と体系化し全国の実例から説明してくださったことで自分の中でも整理づけることができました。

また、ミニワークショップ「他者と価値観を共有するために」を体験することで、

一つ自分の中ではっきりしたことがありました。

それは、目的は学校をつくることではなく、

自分の子どもを生きる力を育む教育を大切にしている場に置きたいのだということ。

目的と手段がはっきりしたことにより、優先順位がわかりました。

でも、近くにそういった場がないのであれば、作るしかないとも思います。だけど、それはその時子どもを取り巻く状況をみて、複雑系的に考えていく。

学齢期に入るまでの6年間に、近所で自主保育を始められた人たちの輪にいれてもらい、そして近隣のオルタナティブスクールを見学させてもらううちに、すべきこと、できることを定めていく。

第二部のワークショップで「子供たちに何をつたえたいか?」という設問がありました。

ぼくは、自分自身が人生の主役であるということ、

生きることは楽しいということ、

ではその生きるとは何か?とごまかさず向き合うこと、

そして、つくることの大切さ、と答えました。

つくる行為には、考えることがともなう。

試行錯誤と反応からなる創発の連続。

生きている場となる。

学びとは躍動しているものだと思います。

肥大化した貨幣価値を別の言葉で言うと、つくることの放棄、と言い換えられるのではないでしょうか。

カネでモノを得る、いかに効率よくカネを得られるかに重点がおかれるようになる。

食料を得るためにカネを得る。食料をつくるのではなく。そのために手放したものは大きいと思う。

つくる行為には祈りが生まれる。

手づくりだから気持がこもっている、というフレーズにも現れていると思う。

なにか超越したものへの祈り。自然であったり、姿形の見えないなにか大きな存在。

祈るしかない状況が必ずでる。

暮らしの中に祈りがある。そこには感謝がある。

シュタイナー教育について、大きく勘違いしていたことがありました。

それは、キリスト教の精神や価値観が根底にあるのではないということ。

どうやらもっと原初的な宗教、アミニズムの方がしっくりくるのだということ。

神智学から人智学へ移行した意味は大きく、一神教から多神教への移行と同義ではないか、この辺のことを思いながら再度シュタイナー教育について学んでいきたいと思いました。

講演の中で、

「最良の教育者は、子どもと一緒に笑う大人。

 最悪の教育者は、子どもを見て笑う大人。」

というような一節が紹介されました。

聞いた限りでは、うんうん、そうだよね、なるほどね、likeなどとわかったようなつもりになってしまうけど、

自分自身はどちらかというと「子どもを見て笑う大人」になりがちである。

子どもと一緒に笑う以前に、「イマ、ココ」を楽しむことができず、どこか冷めているところがあるように思う。

そして、子どもや自然(作物を育てること)と向き合いたい気持ちは、ここから生じているのではないか、

自分自身が一回性である「今、ここ」を学びたいのではないか、と思うにいたりました。

第一回目の育みの場づくりに、生きる力を育む教育について研究されている征矢里沙さんにお越しいただけて何よりでした。

あの場に居てくださったみなさん、ありがとうございました。

第二回目は岐阜の多治見で森のようちえん「自然育児 森のわらべ 多治見園」を主催されている浅井智子さんにお越しいただき、

「自然な子育て+森のようちえんを立ち上げるということについて」というテーマでお話しいただきます。

秀夫



渡部建具店にて布おむつワークショップをします。 お家にある古着やハギレを利用したおむつカバー作りをメインに 布おむつの種類、手間の少なくてすむ洗濯の仕方、扱い方など 妊娠中からこれまでに身につけたノウハウをお伝えします。 以下で詳細をご確認の上、参加をご希望の方は私まで直接メッセージを下さい。 また定員3名と少人数なので、今なら多少の日時の変更も可能です。 行きたいけど25日はちょっと、、という方も、お気軽にご相談くださいませ〜 ................................................................................... 10月25日(土) 13:00 open ワークショップは13:15から 渡部建具店/米原市柏原871(JR柏原駅から徒歩2分)にて 料金:1500円(材料費込み)  定員3名 要予約 お申込み先 080-3127-7149 watanabetateguten@gmail.com *電話、メール、又はfacebookのメッセージで *材料はこちらでご用意しますので手ぶらで構いません (ご使用になりたい布などございましたら、ご持参ください) ................................................................................... てづくり布おむつカバーを少なくとも1つと、お家で作るための型紙を お持ち帰り頂けるように進めたいと思っています。 お子様連れ大歓迎です。 (私も2ヶ月半の娘を傍らにおいて、やらせて頂きます^^;) 温かいお番茶をご用意してお待ちしております〜(●^^●)


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