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  • 2021年3月3日

面白い本でした

流し読みをせず、最後まで音読しました

産業革命の始まる19世紀から近未来が舞台となり、

経済を語っているのですが筆者は経済学者ではなくジャーナリストなので、

学術書のような難解さはなく、最初から最後まで楽しみながら読めました。


私にとっては知らないことも沢山あり、

無知を再確認できただけでも良かったです。まずそれが一点。


二点目は、子供の歩みにあわせていること、歩調をあわせていること、

また、合わせざるを得なくなっている親子(大抵母子)と触れ合う機会が多いことは、

なんとも恵まれているとあらためて思えたことです。

生命を育む歩調とポストキャピタリズムは相性が良い。きっと良い。



ナシーム・ニコラス・タレブの本を読んでいて辛かったのは、皮肉屋のエッセイ集みたいな個人的な主観が濃かったからだと、この本を読んでから思いました。

それは対比としてちょうどよかったのか、たまたまタレブの次に読んだからかはわかりませんが。


ちなみにポストキャピタリズムは原書が2016年、和訳が2017年の発行です。

これを読んだら、古い本だけどジェレミー・リフキンの限界費用ZEROに目を通さずにはいられないでしょう。ということで次の本に選びました。

でも、エーリッヒ・フロムの生きるということが優先です。

経済や社会の流れにも関心はあるのだけれど、それ以前に自己との対話を大切にしたい。じっくりと。




(秀夫







  • 2021年2月26日

昨日、春を迎えた田畑へ2歳の息子を一輪車に乗せてでかけた

途中落ちている花を拾ったり、川に魚がいないか覗き込んだりしながら

雪の重さで草がつぶれ辺りは一変していた

全てが美しく有難かった


記事の中では「民間人」と一括りにされているシリアやイラクの人たちも、同じような光景を見て同じようなことを思っていたはず。いや、もっと有難いものと肌身で感じ、平和や平穏をより強く願っていただろうと想像する。


この記事を読んでパッと頭に浮かんだのは「トランプはアメリカ歴代大統領の中で唯一戦争をしなかった」と繰り返される言説だった

その度に伊勢崎賢治 @isezakikenji さんのツイートを思い出す。(*1)

決してトランプ支持者の意見を否定する為ではなく、考えるための素材として。


トランプ政権中に”開始”された軍事作戦:

①化学兵器使用即応のシリア政府空軍基地空爆2017.4

②同じくシリア政府拠点への空爆を英仏と2018.4

③中東海域の航行の自由のための多国籍海事共同「歩哨作戦」

④在イラク米大使館攻撃に即応してイラン革命防衛隊スレイマニ将軍を殺害した空爆と増派2020.01


これを読み直し、自分なりの意見が持てるよう考え、日々の営みに反映させる


志葉玲さんの記事(*2)はトランプ支持者への反証が、オバマ政権時とトランプ政権時の対比で書かれてあり参考になった

正直、政治ごとには関わりたくない

だけど、それでも佐伯さんが言われるように注視していきたい


世界各地のニュースをとりあげているクーリエ・ジャポンがこのことに関する記事を取り上げてくれることを期待する

日本メディアは、意見ではなく事実を書いてくれている時は大雑把だし、事実ではなく意見を書いている時は大雑把な上に事実のように振る舞う

アメリカはもちろんのこと他の国のメディアがどのように報道したのか、気をつけていたい


わからないなりに考え、自分の無知を知り、日々の言動へと活かしたい




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