視察に行ってきました
- watanabetateguten
- 2020年12月6日
- 読了時間: 3分
長野県伊那市へ視察に行きました
毎月第1日曜日に開催しているマルシェの仲間そして米原市役所職員の方と。
ことの発端は、今年の米原市環境フォーラムをどうしようかと話し合っている時に出た、
「伊那で開催されている森JOYっていうイベントが素敵だよ」という谷口さんの発言です。
そうこうしているうちに、藤田さんから「予算確保したよ」と、あれよあれよと視察行きが決定しました。
「先月開催された森JOY2020の動画を見て各自感想と質問を考えておくように」という宿題と共に。やるなあ。
森JOY2020 オンライン
3時間くらいの番組なのですが、伊那の魅力がぐっと詰まってそれでいてコンパクトにまとめてあるので見やすく、言いたいことが伝わってきました。にも関わらず初オンラインなのでひっくり返りそうになりました。すごいなー
地元CATVによる撮影と編集とのことで、米原でも同様の関係性が生まれることを願います。ナンマンダ〜
どこに魅力を感じたのか、
・森をキーワードに、伊那の自然環境について学べ、その自然を活かして活動されている方々のことが知れて面白い
野草生花、蕎麦屋、地元食材、ジビエ、製材所、ダウンヒル、馬耕、森のようちえん等々、同じ市内にこんな人がいてこんな仕事があるんだ、と地元再発見と魅力発見がいっぱい
なので、見応えがありました。
もし自分が中学生くらいの多感な歩くナタのような時期にこれを見たら、「いつも挨拶してるおっちゃん、こんなこと考えてはるんや!」と職場見学に行っていたと思います。
映像に残してあると、今は興味なくても数年後に興味を持った若い人や都市に出た人が見るかもしれないので、環境フォーラムだけでも映像作品として残したいと思いました。ウェブサイトは必須。
当日はWild treeの平賀さんと、伊那市役所農林部の内山さんを始めミドリナ委員の方々に大変お世話になりました。
その熱量たるや凄いこと。皆さんなんだかとても楽しそう。自分たちのしていることを嬉々として語られます。
もちろん大変なことや疲れたと思うこともあるようですが、だから何?とでも言うようなたくましさを感じました。
50年の森ヴィジョンで示されたメッセージは、50年という遠すぎず、近すぎず、実感の伴う時の流れを中心に捉えることで、消費型イベントに陥ることなく、大切なポイントを見失わず、押し付けがましくもなく視聴者に伝えられている気がしました。
50年後を意識して、子どもや若い人たちに目を向けた、自分たちも取り組んでいて楽しいあれやこれやを試行錯誤しながら、ゆっくりマルシェと米原市環境フォーラムに取り組んでみたいと思わされました。見事に感化されたパターンです。
個人的には、決して啓蒙啓発を目的とせず関わりたい。乱立したのぼりとか、スローガンの印刷されたクリアファイルとか、小中学生に標語書かせたりとか好きじゃないどころか憎いほど。
森JOYを運営しているコアメンバーは10名ほどらしいので、環境フォーラムもそれくらいの人数がほしいです。
それにしても環境フォーラムという名前!しかも米原市環境フォーラム実行委員会て!
変えないと。ミドリナみたいに垢抜けたのが良いですね。ハラグロとか。アカシオとか。
一緒に米原市ハラグロ委員やりませんか?
焚き火を囲んでいる時に平賀さんが「内発的なものを望んでいるのに、用意し過ぎている気がする」
というようなことをおっしゃったのが印象的でした。
森JOYを作り上げているミドリナの存在が、種から芽が出て幹となり枝葉となって実をつけているような印象なので、なんだかわかる気がしました。
明日12/6はゆっくりマルシェです。早々に売り切れて困った!っていうくらい来てほしいな
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Wild tree http://www.wildtree.info
森JOY2020 オンライン https://youtu.be/qVivkKehCK4

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