渡部建具店便り
- watanabetateguten
- 2019年1月8日
- 読了時間: 2分
1月号を発送しました
あけましておめでとうございます。
多くの方にお世話になり今年も家族みんなで新年を迎えることができました。
本年もよろしくお願い申し上げます。
ゆく年くる年の節目に思ったことは、寛容を意識したいということです。
たとえ今現在は寛容でなくても寛容でいようと努められているか、自分の発する言葉にその面影があるか注意を払いたいです。
場づくりにおいて重要なことは、創発特性を生み出す環境を整え維持し続けることなのだろうと改めて思いました。これまで偶有性や可塑性を意識していたつもりですが、小農を数年続けて一家が一年食べていける量のお米を育てられるようになったり、子供に親として育てられていることを実感したりすることで、主客非分離の生命原則を尊ぶなら寛容であることを優先すべきではないかと思ったのです。
渡部建具店として妻と二人で始めた場づくりは、ゆっくりマルシェを企画運営してきた仲間との関係が深まるに伴い形が変わり、家族が増えたことで役割も変化してきました。
郡上にHUB GUJOという場所があります。そこはなぜこんなに魅力的なのだろうと考えていたら、その魅力を感じている創発に乗じるような動きをとればいいのではないかと思いました。
これまでは不足の中から自分の役割を探そうとしていたところがあります。事象のカウンター的反応ではなく、呼応する視点。単純化過ぎるかもしれませんが、負への反応ではなく、良いところを伸ばすような呼応を意識してみてはどうかと思うのです。
ゆく年くる年、逝く人来る人、節目は我が身を振り返る機会になるなぁと思いながら新しい年が始まりました。
今年も皆が無事に過ごせますように(秀夫
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